グランドール紀の風 サービス付き高齢者住宅 > ごあいさつ 当社の理念(介護事業所のご紹介)
高齢者の単独世帯が増加しており、65歳以上の方のいる世帯の状況では、半数以上が単独か夫婦のみで暮らしている現状で、もはや家族に頼る介護では対応しきれない状況になっています。
家庭での介護のために職業をもっている女性や、働き盛りの中高年層の人が退職。休職をするケースも増えています。本人にとっては、蓄積した経験を生かす機会を失うことになり、企業や社会全体にとっても大きな損失となります。家族の介護労働にかかる費用、介護に従事することによって失う機会費用(介護に携わらなければ得たであろう収入など)など、家族、企業、高齢者自身が目に見えないかたちで負っている費用は相当な額に上ると考えられます。平成21年の内閣府の調査によれば、将来の日常生活に対し何らかの「不安を感じる」高齢者が約7割を超えています。具体的には、「自分や配偶者の健康や病気のこと」「自分や配偶者が寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること」に対する不安が多く、高齢者が病気や介護の問題に対して強い関心と不安を抱いていることがわかります。
少子高齢化社会が進み、要介護者が増加しているという現状、また家族による介護には限界があるという点をあわせてみると、介護問題はもはや個人や家族の枠を超え、介護は介護のプロに任せる時代がきています。私たちは「人生後半の幸せ」をお手伝いするパートナーです。世代・要介護度に応じた幸せなシニアライフをお過ごしください。
(株)やさしさ代表取締役 鈴木 幹啓
基本理念【みんな家族】をモットーにしています
一方、介護サービスでは、利用者様の「自立支援」と「予防」「リハビリテーション」を重要視しています。利用者様への尊厳をもって自立を支援し、一人ひとりの多様な生活を支援する観点から、その方に必要なさまざまサービスを組合せ、総合的に支援していきます。利用者様が自らの意思に基づき、その方らしい、自立した質の高い生活を送れるように支援します。また、利用者様の疾病と機能低下の予防や健康増進など、日常生活を維持する能力を高めるように支援します。また、要介護度の悪化を防いでいくことが生活の質を高める上で重要だと考えます。そのため、予防やリハビリテーションを充実させます。
利用者様の多様なニーズにお応えできるよう、総合的に把握し、保健・医療・福祉など各種適切なサービスを一体的に提供します。利用者様の人権や主体性、価値観を尊重し、常に利用者様の立場に立ち、サービスを利用者様自身に選択して頂きます。私どもは利用者様が幸せな日常生活を営めるよう支援していきます。
また、利用者様の自立支援や生活の質の向上はもちろんのこと、介護にかかわる家族全体を援助の対象とさせていただきます。一人ひとりの利用者様に対して個別的・個性的な目標をたてて、その人にとって「最も幸せな人生な状態」、「優良な生活機能の状態」をつくっていくことが我々の使命と考えております。